N-VAN車中泊の快適性を上げるべく、ベッドキットを導入しました。
選んだのは、人気の「MGR customs」のパンチカーペットタイプです。
ベッドキット導入後の車内
取り付けは、車体に穴あけ・加工の必要がないので、一人でも簡単にできます。(2時間ほどでできました。)
MGRのベッドキットは高さを調整することができるのですが、助手席を倒してフルフラットにしたいため、その高さに合わせて組み立てました。
ベッドキット床下のサイズ
床下にはコンテナボックスを入れる予定ですが、参考サイズとして次のようになります。
- 床下の高さ:約24.5cm
- スライドドア(助手席側)の横幅:約50cm
- スライドドア(運転席側)の横幅:約36cm
ベッドキットの必要性
N-VANを購入して1年、ベッドキットを導入するか否かずっと迷っていました。
というのも、N-VANはもとから助手席側フルフラットになるため、一人で車中泊するだけならベッドキットがなくても快適に過ごせます。
私の場合、ソロで車中泊+キャンプというのが基本スタイルなので、キャンプ道具は全部外に出して車内では寝るだけなので何の問題もありませんでした。
N-VAN車中泊キャンプにあると便利な道具そんな中で今回導入に至った理由は、次のケースに対応するためです。
スノーボード車中泊
冬にはスキー場に前泊(車中泊)して、朝イチのゲレンデをスノーボードで滑るのが楽しみの一つ。
スキー場でN-VAN車中泊するのにあると便利な装備車中泊する場所がスキー場の駐車場となるため、車中泊道具・スノーボード道具一式を外に出しておく訳にはいかず、車内がかなり手狭になります。
ベッドキットがあると、スノーボード道具一式を床下に収納できるので、広々快適に車中泊が楽しめます。
子供と二人で車中泊
小学生の子供と二人で車中泊キャンプに行くこともあります。
子供が小さい頃は運転席の後ろスペースで寝れていたのが、さすがに大きくなってくると窮屈に。
MGRのベッドキットは、運転席側もシートを倒して床下に入れることでフラットにすることができるため、二人でも広々寝転ぶことができます。
ベッドキットのデメリット
一方で、ベッドキットを導入することで感じたデメリットもあります。
低い床下と室内高の強みがなくなる
N-VANの特徴である、低い床下と縦に広がる大空間の強みがなくなりました。
重くて大きい荷物の積み下ろしが楽だったのですが、荷台スペースの高さが上がってしまいました。
また、室内高を活かして、自転車を積んでトランポしていたこともあるのですが、それができなくなりました。
とはいえ、ベッドキットのフレームは工具なしで着脱できるので、必要な時だけ取り外して対応できそうです。
N-VANに自転車を車載する方法ベッドキット導入の費用
ベッドキット導入には、やはりそれなりの費用が掛かります。
ホンダのN-VAN純正アクセサリーにも「マルチボード」という商品名のベッドキットが販売されていますが、ラゲッジ用・リア用と合わせると値段が高いです。
しかし、MGR customsのベッドキットだと、その半額ほどで購入することができます。
値段が安いにも関わらずこれだけの品質なので、購入者評価が非常に高いのも頷けます。
私の場合、普段は荷物を置き、寝るときにはマットを敷くため、パンチカーペットのものにしましたが、車中泊に特化するなら、クッション材の入ったレザータイプのものもあります。
もっと導入コストを節約したい場合は、イレクターパイプで自作するという手もあります。
N-VAN イレクターパイプDIYベッドキットを導入することでデメリットもありますが、それ以上に得られるメリットの方が大きく、導入して正解だったなと思います。