スキー場でN-VAN車中泊するのにあると便利な装備

N-VAN車中泊スノーボードにあると便利な装備

前日の夕方〜夜にスキー場入りして駐車場で車中泊を楽しみ、ぐっすり寝て翌朝一番に新雪を頂くという、一度で二度楽しいN-VAN車中泊スノーボード。

極寒のスキー場で車中泊するのに必要な装備、あると便利な道具を紹介します。

足回り

NVANは4WDでスタッドレスタイヤ。これは必須。

NVANスタッドレスタイヤと黒ホイール

ボード・荷物積載

ベッドキットなしでもソロなら可能

以前は、スノーボードと車中泊道具一式(一人分)を荷室に積み込んで車中泊していました。

寝るときは天井スペースを活用した簡易スノーボードラックに板を置いてスペース確保。(万が一の落下に備えてコードで固定しています。)

NVAN室内天井にスノーボードラック

このスタイルで何度かスキー場で車中泊してきましたが、一人なら全然可能です。

N-VAN車中泊に慣れた2年目、更なる快適性を求めてついにベッドキットを導入しました。

N-VANにベッドキット(MGR customs)を導入しました

ベッドキット導入後

ベッドキットを入れると、床下にスノーボード道具一式を収納することが可能になります。

N-VANのMGRベッドキット床下にスノーボード道具を収納

長さ160cmのスノーボードの板も、運転席の下に潜らせて真っ直ぐ入れられます。

NVAN荷室にスノーボードを積載(運転席下の空間があるので長物も入る)

床を取り付けるとこの通り。

N-VANのMGRベッドキット床下にスノーボード道具を収納

助手席・運転席を倒せばフルフラットになるので、広々と過ごすことができます。

ベッドキットを導入してから、N-VANライフが格段に楽しくなりました。

N-VANにベッドキット(MGR customs)を導入しました

ウェアや小物類の整理

天井に通したハンガーバーにウェアを掛け、グローブやゴーグルなどの小物類はS字フックで引っ掛けるとスッキリしますね。

N-VANにはユーティリティーナットが各所にあり、簡単にDIYできるイレクターパイプを取り付けることができるので、工夫次第で収納力が格段に上がります。

N-VAN イレクターパイプDIY

スキー場での車中泊

NVAN車中泊で寝る時の車内の様子
N-VAN+ベッドキットで車中泊の様子

車内で過ごす

窓・床からの寒気を抑える

氷点下の気温になる中で、エンジンを切った車内で過ごすには寒さ対策が必須。

まず、窓から寒気が入るのを抑えるために、窓に貼るプライバシーシェードは厚めで断熱性のあるものを。

注意

‎趣味職人プライムのプライバシーサンシェードは、フロント/リア用で商品が分かれています。

床下からの寒気を抑えるために、厚手のラグ/レジャーシートを敷いています。

NVAN荷室にサイズぴったりのコールマン レジャーシート ミニ

オススメはコールマンの「レジャーシート ミニ」。NVAN荷室にぴったりのサイズです。

服装

車内で過ごす際の服装は、フリースやダウンなどにニット帽、手袋とモコモコの服で全身をカバーします。

オススメなのは、足元をダウン素材で包み込むフットウォーマー。

モンベル「エクセロフトフットウォーマー」(象足)

寝袋の中でも足が冷えるときはこれを着用して寝ています。

座椅子・テーブル

車内で快適に過ごすのに、座椅子とテーブル。

座椅子は、折り畳みができて座り心地の良いものを。

テーブルは、座椅子に座って足を伸ばして利用できるサイズのものを。安定感があり、折り畳み式で収納性も抜群。

タブレットホルダー

先のイレクターパイプとの合わせ技ですが、パイプにタブレットホルダーをマウントすることで、仰向けに寝転びながら動画鑑賞をできるようにしています。

極寒の車内では、寝袋に入ってぬくぬく映画を観たりして過ごしています。

ライト

車内の灯には、ゴールゼロのLEDミニランタンとスノーピークの「たねほおずき」を使っています。

ゴールゼロ」は、小さいのに明るいし、明るさ無段階調整で最大170時間の点灯、USB充電もケーブルいらずと、人気が高いのも頷けます。

たねほおずき」はマグネットでくっつけたり、ぶら下げたりと自由に使えて便利です。

隣に貼り付けているタニタのマグネット式の時計・温湿度計もあると何かと重宝します。

調理・食事

寒いスキー場での車中泊では、コーヒーや、スープ、カップラーメンなど、できれば温かい食事がとれるように考えています。

ガスバーナーが使えると良いのですが、車内での利用は危険&結露が発生するので基本は車外で。また、スキー場の駐車場などは火気使用禁止がほとんどなので、あまり使える機会がありません。

そこで重宝しているのが、極寒の環境でも抜群の保温効果を発揮する、登山用に開発された魔法瓶で、モンベルの「アルパイン サーモボトル」とサーモスの「山専ボトル」が人気を二分しています。

私はモンベルの「アルパイン サーモボトル」の一番大きい0.9Lのものを利用していて、当日夜のカップラーメンに、また翌朝のホットコーヒーまで熱い状態で飲めることに驚きました。

モンベルの「アルパインサーモボトル」で翌朝にホットコーヒーを飲む
MEMO

魔法瓶は、お湯を入れる前に、ボトルにお湯を入れてボトル自体を温めておくと保温効果が上がります。

理想は、電気ケトルでお湯を沸かしたり、IH調理器を使って車内で調理することなんですが、それには大容量のポータブルバッテリーが必要など、設備投資も大掛かりとなるので踏み切れずにいます…

あと必須なのは、クーラーボックス。

車内が氷点下になるため、水や食料が凍ってしまい、朝食にシャリシャリのサンドイッチやおにぎりを食べるハメになります。それを防ぐため、食料は全てクーラーボックスに入れておきます。

クーラーボックスは、外気を断熱して庫内の温度を保ちます。気温が0度を下回っていても、ボックス内は0度以上をキープして、食材の凍結防止になります。

水や食料が凍るのを防ぐためにサーモスのクーラーボックス

使っているのは、サーモスの「ソフトクーラー 20L」。2リットルのペットボトルが縦に入る高さで、リーズナブルな価格ながら、断熱性の高さはさすがサーモス。

寝具

NVAN車中泊は厚手のマットで底冷えを防ぐ

床下からの寒気を抑えるために、マットレスは厚みのあるものを使っています。これはキャンプでも愛用している8cmの極厚低反発ウレタンマットで、寝心地も最高です。

寝袋は、モンベルの「シームレス バロウバッグ EXP.(快適温度 -11℃、使用可能温度 -18℃)」。

さらに追加で、インナーシュラフを1枚。私も使っているSEA TO SUMMITの「サーモライトリアクター」は、寝袋の保温性を最大8度向上させてくれるというもの。

枕は、寝心地重視でクッションタイプのものを利用しています。

寒いときは、魔法瓶に入れてきたお湯を湯たんぽに使うと、寝袋の中もぬくぬくに。

魔法瓶のお湯で湯たんぽを入れる

この装備で岐阜あたりのスキー場では問題なく寝れています。あとは寝る時の服装で調整。

電源が取れるのであれば電気毛布を入れると言うことなしなんだけど…ポータブルバッテリー欲しいなぁ。

ボードウェアの着替え

室内高さがあるので、車内で中腰になって着替えができるのはNVANならでは。

また、テールゲートも広く荷室が低いので、大きな屋根の下(荷室)に座って快適にブーツの脱ぎ履きができます。

折りたたみチェアがあるとさらに快適。

コールマン コンパクトフォールディングチェア

これはパタっと畳むだけで収納が簡単なので車に常備しています。色のバリエーションが豊富なのも嬉しいところ。

テールゲートバーを付けておけば、濡れたウェアを掛けておけて便利です。

NVANテールゲートバーでウェアの着替えも楽ちん

大雪対策

車に積もった雪を落とすのにスノーブラシは必携。

COFITのこの製品は、天井に積もった雪をかくのに十分な長さがあり、雪かきはブラシで、凍った窓はスクレーパーでと万能。収納サイズもコンパクトなので使い勝手が良いです。

地面に積もった雪を取り除くのにスコップもあると安心。

プラスチック製よりアルミ製の方が、ある程度固い雪にも対応できてオススメ。この製品は収納サイズが小さく軽量なのでお気に入りです。

あと、積もった雪の上を歩くのに防寒・防水ブーツ。

これはワークマンの「氷雪耐滑ケベックNEO」で、3000円未満で買えるコスパの高さはさすが。

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