Tenere700試乗(ミドルクラス・アドベンチャーバイクの検討中)

ヤマハ テネレ700 Lowに身長182cmが乗った感じ

セローからミドルクラス・アドベンチャーバイクへの乗り換えを検討するにあたって、本命候補の「ヤマハ テネレ700」を1日レンタルして乗ってきました。

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普段乗っているセローと比較した個人的所感です。

見た目

お借りしたバイクは、「ヤマハ テネレ700 Low 2020」。

テネレ700 Lowについて

標準車のシート高は875mmですが、ローダウンリンク(-18mm)&ローシート(-20mm)の装備でシート高を38mm下げたものです。

ヤマハ テネレ700 Low 2020(マットブラック)
ヤマハ テネレ700 Low 2020(マットブラック)
ヤマハ テネレ700 Low 2020(マットブラック)
ヤマハ テネレ700 Low 2020(マットブラック)
ヤマハ テネレ700 Low 2020(マットブラック)
ヤマハ テネレ700 Low 2020(マットブラック)
MT-07由来のエンジン

お顔ははっきり言って超タイプ。4眼ライトが個性的で格好いい。

身長182cmの私にとって、サイズ感はちょうど良い感じ。

ヤマハ テネレ700 Lowに身長182cmが乗った感じ
ローダウン仕様に身長182cmの足つき

標準車のシート高が875mm、今回レンタルしたバイクはローダウン仕様で837mmですが、もうちょっとで両足ベタつき。先日標準車を跨らせてもらった時は、両足つま先でした。

小さくて窮屈に見えるセローよりしっくりくる。

セローと身長182cmのサイズ感
セローだと少し窮屈

少し気になったのは、右側にエンジンの出っ張りがあり、それがスネに当たること。

テネレ700のエンジンの出っ張りが右足に当たる
エンジンの出っ張りが右足に当たる
テネレ700のエンジンの出っ張りが右足に当たる
火傷はしないが夏場はちょっと熱そう

アドベンチャーバイクにしてはタンク幅がスリム。

ヤマハ テネレ700 Low 2020(マットブラック)
アドベンチャーバイクの中ではとてもスリム

バイク自体もタフな使用を想定した作りで、気兼ねなく冒険できそう。フレーム強度も荷物満載を計算されているそうな。

総じて、見た目は好みあるかと思いますが、個人的には一目惚れ。これこそアドベンチャーバイクと思えるもので、ブラックカラーが大人でクールな印象も受けました。

乗り心地

エンジンは定評あるMT-07由来のエンジン。トルクモリモリで峠道や坂道なんかでもぐいぐい走る。

車重はそこそこあるものの、アドベンチャーバイクの中では軽量な方。背が高いので取り回しはちょっと辛い。

それでも走り出してみると軽く、セローに似た感覚でヒラヒラと乗ることができる。

シートは今回ローシートだったものの長時間座っててもお尻があまり痛くならず。標準シートにすると一段上の快適性が得られると思う。

高速道路もとても快適。

セローだとその軽さから風に煽られてフラつくため、80km/hを超えたあたりから緊張しっぱなしで疲れるんだけど、このバイクでは100km/hを超えてもリラックスして走れた。エンジンに余裕があるのと、振動が少ないので疲れない。長距離ツーリングに高速道路をよく使うので、この点は重要。

今回オンロードしか試してないが、オフロード性能も高くどんな道でも走れそう。

スクリーンもいい仕事をしており、思ったより風防効果も高い。

ヤマハ テネレ700 Low 2020(マットブラック)

オフロード走る時にスタンディングして目の前が見やすい高さ。長距離ツーリングがメインならもう少し高いシールドに付け替えるのもアリかも。

乗り換えなるか?

セローのどこでもいける感をある程度残しつつ、ロングツーリングを快適にしたい。

先日アドベンチャーバイクのど真ん中にある「V-STROM650」を試乗したときは、なんか普通のバイクで思ってたのと違う感があったのですが、テネレ700はまさに求めていた「アドベンチャーバイク=冒険」を感じることができました。

乗り味も「大きいセロー」といった感じで、普段セロー乗りから違和感なくサイズアップできそう。

体の大きめな私にとって少し窮屈なセローですが、テネレ700はポジションが楽で、いつまでもどこまでも走っていけそうなバイク。

という訳で、もう完全に心を奪われてしまいました。

買いました!

テネレ700青色(Tenere700 T7 2022 Blue) Tenere700納車