グレートウォークの1つで、エイベル・タスマン国立公園内の海岸線を歩く「エイベル・タスマン・コースト・トラック(Abel Tasman Coast Track)」。
起伏は少ないですが全長52kmに及ぶ、片道3〜5日のロングコース。
山岳トレッキングとは違い、海水浴や日光浴を楽しみながらのんびり歩くのがここのスタイル。ボートを使って1〜2日間で部分的に歩くこともでき、シーカヤックでのツーリングも人気。
トレッキング概要
エイベル・タスマン・コースト・トラックは、マラハウ(Marahau)からワイヌイ(Wainui)までの全長52kmを歩くコース。
トラックの起点となるマラハウ、ワイヌイには、ネルソンからのバス便を利用して行くことができます。
また、マラハウ〜トタラヌイ間を運航するウォータータクシーを利用すれば、途中の主要なビーチで乗降できるので、好きな部分だけ歩いたりすることも可能。
尚、コース中には入江を渡る箇所がいくつかあり、トレント・ベイ、バーク・ベイでは潮の引いた干潟を渡ることでショートカットが可能。
しかし、アワロア・ベイでは入江を渡る以外に道はなく干潮時刻の前後2時間しか渡れないので注意が必要。(各小屋に潮位表が掲示されているので要チェック)
写真ギャラリー
こんな綺麗な、三日月形の砂浜をいくつも渡り歩きます。
![三日月状のビーチ - エイベル・タスマン・コースト・トラック(NZトレッキング)](https://kyamamu.com/wp-content/uploads/2017/05/nzwh-tr-abeltasman01.jpg)
裸足になって水遊びしながら、のんびり進みます。
![三日月状のビーチ - エイベル・タスマン・コースト・トラック(NZトレッキング)](https://kyamamu.com/wp-content/uploads/2017/05/nzwh-tr-abeltasman02.jpg)
ビーチからビーチへ渡る区間は、森林を歩きます。途中にあった滝。
![エイベル・タスマン・コースト・トラック(NZトレッキング)](https://kyamamu.com/wp-content/uploads/2017/05/nzwh-tr-abeltasman03.jpg)
潮の引いた干潟を渡ってショートカットできる箇所も。
![エイベル・タスマン・コースト・トラック(NZトレッキング)](https://kyamamu.com/wp-content/uploads/2017/05/nzwh-tr-abeltasman04.jpg)
小屋に荷物を置いて、ビーチで過ごす夕日〜夜の星空も素敵です。
![夕日 - エイベル・タスマン・コースト・トラック(NZトレッキング)](https://kyamamu.com/wp-content/uploads/2017/05/nzwh-tr-abeltasman05.jpg)
どのビーチでか忘れましたが、牡蠣を採って食べました。
![エイベル・タスマン国立公園で採った牡蠣](https://kyamamu.com/wp-content/uploads/2004/05/DSC00509.jpg)
ビーチで過ごす穏やかな日々。
![エイベル・タスマン・コースト・トラック(NZトレッキング)](https://kyamamu.com/wp-content/uploads/2017/05/nzwh-tr-abeltasman06.jpg)
透き通った海がとにかく綺麗です。
![エイベル・タスマン・コースト・トラック(NZトレッキング)](https://kyamamu.com/wp-content/uploads/2017/05/nzwh-tr-abeltasman07.jpg)
コース北端のSeparation Point。
![Separation Point - エイベル・タスマン・コースト・トラック(NZトレッキング)](https://kyamamu.com/wp-content/uploads/2017/05/nzwh-tr-abeltasman08.jpg)
ワイヌイからは、バスを使ってネルソンまで戻りました。
少し急ぎ足だった2泊3日の行程。ビーチを堪能するにはもう1〜2日あっても良いかもしれません。
また、この美しい海岸線をシーカヤックで進むツーリングも楽しそうでした。