日本で登ってみたい山のひとつ「剣岳」を目指して、立山へ。
が、途中で膝を故障し、ボロボロになりながらの途中断念。。
結局、今回歩いたルートは、室堂〜一ノ越〜雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜雷鳥平〜室堂。
立山トレッキング
今回予定するルートは、立山の主峰「雄山」から縦走して剣岳の手前「剣山荘」で1泊し、翌日「剣岳」登頂。
今回、気になるのが膝の不調。先日、膝の痛みを訴え病院に行くと「ランナー膝」と診断されました。ようは、歩きすぎだそうです。途中で膝が痛くなるのが怖いので、今回はいつでも山小屋に駆け込めるようにルートを選択してます。
立山駅の無料駐車場で車中泊をして、朝一番6時20分のゴンドラ、高原バスを乗り継いで一気に標高2,400mの室堂を目指します。
乗り物に揺られること、1時間。室堂に到着。
北アルプスの立山に囲まれた、壮大な景色です。
立山とは日本3霊山のひとつで、浄土山(2,831m)、雄山(2,992m)、別山(2,874m)の主な三山からなり、立山という山はありません。
室堂から一ノ越まで、石畳の上を延々と登って行きます。
途中に何度か雪渓を横切ります。
一ノ越で小休止。ここまで1時間、約300m up。汗だくです。
ここからは石畳も終わり、岩についているペンキのサインを辿り、急な斜面を更に300m upです。
標高も高いので息もきれぎれに頂上へつくと、標高3,003mにある雄山神社があります。
雲がかかり悪い視界の中、皆さんは鳥居をくぐり頂上にて御参りをしてられます。
この後は、稜線沿いに歩いて別山を経由して宿泊先の剣山荘へ行くだけ・・・のはずが、急に膝に激痛が。もう少しと言い聞かせ我慢して進んでみましたが、膝を曲げることもままならないほどに悪化。
しんどいところは終わらせて、これからが楽しいところやのに・・・と思いながら、悔しさを噛み締めてルートを変更して下山することに。小屋に泊まったところで、明日までに剣岳登頂をできるほど回復しないだろうという死ぬほど悔しい決断でした。
別山へのルートから雷鳥平へ下山するルート「大走り」を雪渓に沿ってどんどん下ります。
膝は悲鳴をあげてるわ、雨が降ってくるわで、状況は最悪です。
やっとの思いで700mを下り、雷鳥平へ到着。
雪渓。
せっかくなので、熱泉、ガスの吹き出る地獄谷を経由して戻ることに。
そこらじゅうで勢い良くガスが噴出し硫黄の臭いが立ち込めてます。
不調な膝をかばって歩いてたので、戻ってきたころにはボロボロでした。
地面に倒れこみ、室堂にある「みくりが池」を眺めながら休憩。
帰りのバスとゴンドラは、平日にもかかわらず結構な人です。
やっとの思いで車まで戻ることができました。当分の間、登山は控えて安静にしようと思います。
日帰りで下山したので、余った1日を岐阜県にある「白川郷」観光にあてて、ボチボチと帰宅しました。
ふらりと車で立ち寄った世界遺産ひだ白川郷結局、今回歩いたルートは、室堂〜一ノ越〜雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜雷鳥平〜室堂。
いつかまた必ず戻ってきます。