カイロからタクシーで、サッカーラの階段ピラミッド〜メンフィス博物館〜ダフシュールの赤のピラミッドと屈折ピラミッドを観光してきました。
それぞれ場所が離れているので、タクシーをチャーターすると効率よくまわることができます。
サッカーラの階段ピラミッド
ギザから南に10km。サッカーラは、エジプトでのピラミッド建設の第一歩を記したとされる、ジョセル王の階段ピラミッドで有名。
階段ピラミッドを中心に、セド祭殿、葬祭殿といった建物が残っており、ピラミッドコンプレックス(複合建築)の様子を見ることができます
まわりは石壁に囲まれています。
奥に、階段ピラミッドが見えます。
石壁は精巧な造りで、つるつるすべすべ。
遺跡の中に入ることもできます。
地下はどうなっているのでしょうか?
見えてきました、階段ピラミッド。
階段ピラミッドの周囲を散策。
階段ピラミッドを中心に、建造物がいろいろあるのがわかります。
あっち側に見えるのは、ウナス王のピラミッド。
このピラミッドは古王国時代に造られたものの中でも最小規模で、ほとんど崩れかけの丘のようになっています。
メンフィス博物館
次は、メンフィス博物館へ。
ここには、脚の一部が欠けたラメセス2世の巨像が横たわったまま保管されています。
体長15mあるそうで、間近で見るとデカイ。
横顔。
メンフィス博物館の広場には、10mほどの小ぶりなスフィンクスもいます。
ダフシュールの赤のピラミッドと屈折ピラミッド
次は、ダフシュールへ移動。ここには2つのピラミッドがあります。
赤のピラミッド
赤っぽい石が使われていることでそう呼ばれる、赤のピラミッド。
近づいて見ると、一つ一つの石はだいぶ風化?しています。
中央に入り口があり、中に入ることもできます。
無料で入れるということなので、せっかくなので入ってきました。
階段をずっと降りていくと、こんな部屋に出ます。
ピラミッド内部は何とも言えない臭いがキツかったので、ハンカチやマスクを持参しておく方が良いかも。
屈折ピラミッド
高さ半分くらいの地点で角度が変わっているのでそう呼ばれる、屈折ピラミッド。
所々で、角が崩れています。
崩れているのは、後の人々が建築資材として持っていったからだそう。