歳をとるにつれてスノーボードのスタイルが変わってきて、来季に板を買い換えようと検討中。
板を変えるついでに、体に無理のないようスタンスも見直していこうと、スタンサーで計測してきました。
お店で計測
スタンサーを設置しているお店を公式サイトから探して、いざ計測。
正規導入店には、スーパースポーツゼビオ、ヴィクトリア、ムラサキスポーツ、ブックオフなどがありますが、私は近所のブックオフにて。計測料金は1980円でした。
年齢、身長、足のサイズ、利き目、レベル、ライディングスタイルを入力して、スタンサーの上に立ち、言われるがままに足を開いて閉じてを繰り返します。
すぐに結果が出て、プリントアウトしてもらったものがコチラ。
身体に合わせたセッティング
スノーボードの一般的なセッティングは、次のような感じです。
- 基本のセッティング・・・前15°~18° 後0°~3°
- ゲレンデ中心のフリーライディング・・・前15°~21° 後3°~−6°
- サイドカントリー向きフリーライディング・・・前21°~27° 後6°~12°
- パークスタイル・・・前9°~15° 後0°~−12°
- アルペンスタイル・・・前30°〜 後12°〜
私のスタイルは、サイドカントリー向きフリーライディングなので、一般的なセッティングに従って前21°・後6°、スタンス幅はボードの推奨幅に従って58cmとっていました。
一方で、スタンサーが提案した推奨スタンスは次の3つ。
- スタンダードフォワード・・・前12° 後9° スタンス幅54cm
- スーパーフォワード・・・前30° 後27° スタンス幅53cm
- フロントワイパーダック・・・前18° 後-3° スタンス幅55cm
推奨スタンスでは前足と後ろ足の角度の差が3°しかないのに対し、今の設定では15°もの角度の差があります。どうやらこれが問題らしい(動画参照)。
この動画を見て、スタンサーで言ってることがしっくりときました。
人の動作にはそれぞれ特徴があります。
STANCER
STANCERは、立位での股関節回旋可動範囲を測定することで、人によって異なる身体の特徴を導き出します。
また、検出した回旋範囲から左右の中心角度(ニュートラルポイント)を算出し、その値を基準にスノーボード上で立つ位置(向き、角度、足幅)の推奨値をライディングスタイルに合わせて3通り印字します。
スノーボード上で無理なく動くための基準になります。
そこで、スタンサーの提案に従って、前12°・後9°、スタンス幅も54cmに縮めました。
すると、スノーボードに乗って前を向いている状態で、姿勢とくに骨盤周りが楽になり、ターンする際も無駄な動きが減ったような感じがします。この変化には少し驚いた。
自分に合ってない設定で乗っていると、身体を痛めてしまう場合もあるので、皆さんも一度スタンサー計測を試されてみてわ。
アプリ「yukiyama」に登録可能
スタンサーの計測結果は、スキー・スノーボードのアプリ「yukiyama」に登録することができます。
このアプリは、スキー場を探したり、GPSで滑走コースや距離、スピードなどのデータを自動記録したりと色々できて面白いので、私も使っています。