「B+COM Music」で音楽聴きながらのソロツーリングが楽しくてたまらない

SHOEI Z-7ヘルメットにB+COM MUSICを装着

ツーリングはソロ(一人)で気ままに走るのが好きなのですが、単調な移動時間は退屈です。

そこで、好きな音楽を聴きながら走ると楽しいだろうなと、ヘルメットに「B+COM Music」を装着。

これが想像以上に快適でもう欠かせない装備となりました。

MEMO

2022年9月、新発売の「B+COM PLAY」に買い換えました。

ホーネットADVにB+COM PLAY取り付け B+COM PLAYで音楽聴いたりSiriで操作したり

B+COM Musicでできること

B+COM MUSIC(ビーコム ミュージック)

「B+COM Music」は、バイク用の人気インカム「B+COM(ビーコム)」シリーズのオーディオ専用モデル。

インカムの会話機能を省いた受信専用に特化したもので、その分お値段もリーズナブル。

かといって、機能を省いて安くしただけというよりも、とにかく良い音で音楽を聴くために設計されたこだわりの製品となっています。

「B+COM Music」でできることは、次の2つ。

  • 音楽・ラジオを聴く
  • ナビ音声を聞く

音楽・ラジオを聴く

Apple Music

とにかく良い音にこだわり、高性能アンプ・高音質スピーカーを搭載した高品質HiFiステレオ。

シャカシャカ音ではなくクリアに通る高音質で、高速道路でも風切り音にかき消されないほどしっかりと音が聞こえます。(ヘルメットにより異なります。)

MEMO

スマホに「radiko」などのアプリを入れれば、ラジオを聴くこともできます。

また、操作性の高いダイヤルで、バイク走行中でもスムーズに操作することができます。

B+COM Musicの操作ダイヤル
  • ダイヤルを押す・・・曲の一時停止・再生
  • ダイヤル上下に回す・・・音量調整
  • ダイヤル上下に回す(長押し)・・・曲のスキップ・頭出し

LEXIN LX-B4FM」では全て押しボタンだったので誤操作が多かったのですが、「B+COM Music」はグローブ越しでもストレスなく操作することができます。

ナビ音声を聞く

ナビタイム ツーリングサポーター

「B+COM Music」を装着する前は、バイク走行中にナビ音声が聞こえず、チラチラとナビを見る必要がありました。

しかし、これを装着してからは快適そのもの。

ナビ音声でしっかりと道案内してくれるので、運転に集中できるようになりました。

また、防水性能はIPX5となっており、土砂降りの高速道路を数時間走行しても問題ありませんでした。

MEMO

IPX5・・・あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない

雨が降っているとき、スマホは濡れないようにポケットにしまっても、ナビ音声はしっかりと聞くことができるので非常に助かります。

ヘルメット「SHOEI Z-7」への取り付け

ヘルメット「SHOEI Z-7」への取り付けの様子。

B+COM Musicを装着したSHOEI Z-7ヘルメット
B+COM Musicを装着したSHOEI Z-7ヘルメット

ヘルメット内の耳の位置にスピーカー設置用のスペースが設けられています。

が、B+COM Musicのスピーカーの形状が、一般的なものより大きい(薄くて径が広い)ため、穴に入りません…

B+COM Musicの標準スピーカーはSHOEI Z-7に入らない

左はヘルメットのスピーカー穴にはめ込まれているクッション(直径4cm)と、右はB+COM Musicの標準スピーカー(直径5.5cm)。

B+COM Musicの標準スピーカーとSHOEI Z-7の設置スペースの大きさ比較

そこで、B+COMのインカム向けに販売されている高音質スピーカーが直径4cmと小型で、B+COM Musicにも取り付け可能なので、追加で購入。

左がB+COM Musicの標準スピーカーで、右が追加購入したNEO. B+COMスピーカー。

B+COM Musicの標準スピーカーとNEO. B+COMスピーカーの大きさ比較

直径は小さくなりますが、厚さがあります。

B+COM Musicの標準スピーカーとNEO. B+COMスピーカーの厚さ比較

また、スピーカーの裏側はマジックテープになっていて、スピーカー装着面が生地ならばそのまま固定できます。

NEO. B+COMスピーカーはマジックテープで貼り付け可能

しかし、Z-7の取り付け位置は樹脂?プラスチック?なのでマジックテープは付かず、両面テープなどでの貼り付けが必要となります。

ここでもう一つ問題が。スピーカー設置穴はおわん型で丸みがあり、スピーカー中心部が接地しない。

そこで、マジックテープを剥がし取って(スポンジ自体は取れないように両面テープで固定)、周囲の厚みを減らしました。

NEO. B+COMスピーカーのマジックテープを外す

これで、スピーカーをピッタリ収めて、スピーカー中心部とヘルメットを両面テープでガッチリ固定。

NEO. B+COMスピーカーをSHOEI Z-7に装着

パッドを戻して、こんな感じに収まりました。

NEO. B+COMスピーカーをSHOEI Z-7に装着

B+COM Music本体は、平らな場所にマジックテープで貼り付け。

B+COM Musicは平らな場所にマジックテープで貼り付け

SHOEI Z-7だと取り付け位置はこのあたり。

B+COM MusicのSHOEI Z-7への取り付け位置

当初はマジックテープだけでの固定に不安があったのですが、テープ自体十分に強力でB+COM本体も軽量なので取れる心配はありません。高速道路でもビクともしませんでした。

スピーカーから本体への配線は、パッドの隙間を通してスッキリ。

B+COM MusicのSHOEI Z-7へ取り付けと配線

密閉性、静音性の高いヘルメットなので、高速道路で走っていてもしっかりとした音質で聴くことができ非常に快適。一人カラオケを楽しみながら走っています。

他に比較検討した製品

最終的に「B+COM Music」を選び、実際利用して大満足だった訳ですが、購入前にいくつかの選択肢はありました。

デイトナ 聴くだけブルートゥース2

どちらにしようか最後まで迷ったのが、デイトナの「聴くだけブルートゥース2」。

音質、操作性、デザインでは「B+COM Music」であろうと思いつつ、「聴くだけブルートゥース2」は安価で、何より単4電池で動かすことができるところに惹かれました。

USB充電が意外と忘れがちで手間なので、それならエネループなんかの充電式電池を入れ替える方が楽チン。

また、2泊以上のロングツーリングになると途中で充電も必要になりますが、電池式だと予備の電池をもう1本入れておけば大丈夫。

悩んだ末、やはりトータルバランスで「B+COM Music」にしました。

LEXIN LX-B4FM

「B+COM music」を購入する前に、お試しで利用した格安インカム「LX-B4FM」。

当初は音楽を聴くだけでなくSiriでスマホ操作したいと考えていたので、受信専用ではなく通話機能も使えるインカムを選びました。

詳細はこちらの記事で紹介していますが、Siriは諦め、音楽だけで良いやということになりました。

BELL Bullittにインカム「LX-B4FM」装着 格安バイクインカム「LEXIN LX-B4FM」で音楽視聴・Siri操作を試す

音楽を聴く、ナビ音声を聞くのに問題はないのですが、操作性がイマイチだった点と、どうせなら高音質で音楽を楽しみたいということで、買い替えることにしました。

ただ、この値段でインカム機能の一通りが満足して使える、コストパフォーマンスの高さは素晴らしいと思います。