タイ放浪記〜はじめての海外旅行&バックパック一人旅〜

タオ島の夕焼け

はじめての海外旅行で、はじめての長期一人旅。

飛行機のチケットと、リュックひとつを背負ってやってきたのは、アジアの沈没地「タイ」。

1ヶ月ほど滞在して、各地を転々としてきました。

本当は写真もいっぱいあって日記調に綴りたかったけど、バンコクでトラブルに巻き込まれて貴重なフィルムをパクられたんで、写真が少ないのはご了承下さい。

タイ放浪旅の軌跡

1ヶ月ほど滞在して、次のように各地を転々としていました。

バンコク → パタヤ → バンコク → アユタヤ → サムイ島 → タオ島 → バンコク → スコータイ

拠点としていたのは、バンコクの安宿街「カオサンロード」。

カオサンロードで数日過ごしてる内に快適すぎてダレてきたので、沈没してしまう前に移動することにしました。

次に向かったのは、遺跡の街「アユタヤ」。

気分を変えて、リゾート地を目指します。

さらに秘島を目指し、タイ最後の隠れリゾート地「タオ島」へ。ここではダイビングのライセンスも取得しました。

ここから一度バンコクに戻るも、後述のトラブルに遭い、帰りの航空券もなくなってしまったので、開き直って「スコータイ」へ。

睡眠薬飲まされて無一文

バンコクで行きつけになってた飲み屋さんで一人で飲んでると、隣に怪しいタイ人が座ってきました。

で、警戒していたつもりですが、目を離した隙に、自分の飲み物に睡眠薬をたっぷり入れられて、オチた後タクシーで拉致られました。

次に目を覚ましたのは、自分の宿のベッドの上。

やられたと思って、自分の持ち物を見てみると、パスポート、貴重品、カメラ全て盗まれ、ポケットには2バーツのみ。

宿のスタッフに、どうやって自分が帰ってきたか訪ねてみると、トゥクトゥクから一人フラフラした足取りで帰ってきたそうです。

考えてみると、財布には、たまたま宿の名刺を入れていたので、犯人がそこへ送り返したんだと思います。これは不幸中の幸いでした。

で、その日は一日中、大量の睡眠薬の残り効果?でラリってました。

翌日、宿で知り合った友達にお金を借りて、警察に行って届けを出し、保険会社に連絡し、大使館に行ってパスポート紛失届けと渡航書の発行手続きをして、なんとか復活。

帰りの航空券も盗られたので、どうしようかと思案しましたが、このまま帰ると海外旅行がトラウマになりそうだったので、旅を延長することにしました。

で、2週間後無事帰還。

今考えると、本当に生きて帰れたのがラッキーだったと思います。また、こういうことは自分の身にも起こるんだと、良い教訓になりました。

みなさんも、旅先では気をつけて、トラブルのない楽しい旅にして下さい。

あとがき

トラブルなどもあって、いろいろと大変だったタイ一人旅。

目にするもの、行動ひとつひとつが始めての事で、最初の数日はかなり疲れました。

でも、全てが新鮮で、本当に良い経験をしたと思います。

これで自信もついたので、これからはどんどんと海外旅行へ行き、いろんなものを目で見て、肌で感じようと思います。

いつかは、沢木耕太郎さんのようにアジア〜ヨーロッパのような旅に出てみたいです。