FP3級に独学で一発合格したときの試験対策法(使用した参考書と勉強のコツ)

2012年9月9日のFP試験3級を受験して、無事、一発合格することができました
ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪

せっかくなので、その時の試験対策法と勉強のコツをシェアしておきます。

受験したのは

FP試験を実施しているのは、「一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい)」と「日本FP協会」。

学科試験は同じですが、それぞれで実技試験が異なり、目的に適したものを選んで受験します。

  • きんざい:「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」
  • 日本FP協会:「資産設計提案業務」

私の場合は、特に業務に必要だということではなく、知らないと損することだらけの”お金”の知識を身につけるため。

なので、今回受験したのは、きんざいの「個人資産相談業務」。

試験対策法

今回の試験対策は、FP試験対策の定番と言われている本を使って勉強しました。

MEMO

ここで紹介している「きんざいファイナンシャル・プランナーズ・センター」のFP試験対策本は、毎年6月上旬に参考書、7月上旬に問題集の内容が更新された新版が発売されます。

まずは参考書で一通りの知識を身につける

まずは、概要とボリューム感を把握するのに流し読み。

次に、知識を体系化してインプットできるよう、わからない部分はネットで調べて補足しつつ、じっくりと読み直し。

覚えないといけない事が非常に多いので、暗記ベースだと後々辛くなります。時間は掛かりますが、わからないことはきっちり調べて、体系的に理解することが近道。

学科試験対策

問題集では、参考書で足りない知識を補いつつ、問題パターンに慣れておきます。

似たような問題は多数出題されますが、応用できるように理解しておく必要があります。

繰り返しやっていると問題自体を覚えてしまうので、理解していると勘違いしないように注意。

実技試験対策

学科試験範囲の理解度を試す実技試験。暗記ベースだとパスできません。

学科試験対策を充分にやっていても、実技試験の問題パターンには慣れておかないと厳しい内容です。

今回は、実技試験対策の問題集は購入せず、後記の過去問のみで実施しましたが、次の問題集をやっておく方がベター。

過去問題

過去問題は過去2回分を実施。

次のように、過去問と模範解答はネットで入手できます。(解説はなし)

勉強した期間は

勉強を開始したのは試験2ヶ月前。

最初の1ヶ月ほどはダラダラと参考書を一通り読んだものの、思っていた以上のボリュームだったので、残り1ヶ月は集中して勉強しました。

後半かなり焦って詰め込んだ感があるため、2ヶ月間きっちり勉強期間に充てると丁度良いと思います。モチベーションが保てるのも、そのくらいが適度だし。

勉強のコツ

暗記するには背景的理解が必要

FP3級試験は、上記参考書と問題集を繰り返しやって頭に詰め込めんでおけば、似たような問題が多く出題されるので、そこそこの点数は取れるかもしれません。

しかし、暗記する項目はかなり多いので、断片的な知識だけで暗記しようとしても、なかなか頭に残りません。

暗記するために必要なのは背景的理解。

そのためには、単純に単語を覚えるのではなく、1つ1つ疑問を解消しながら、体系的に知識を習得することが重要だと思います。

実務で使う、FP2級を目指すなら

そもそも、資格をとることが目的じゃなくて、FPの知識を身に付けるのが目的なはず。(そうじゃない場合もあるかもですが。。)

試験対策だけの、暗記しただけの知識には何の意味もありません。

せっかく勉強するなら、実務で使える、FP2級以降の試験に繋がるよう、この3級で基礎知識をしっかり理解しておきましょう。

さいごに

こんな感じで勉強した結果、学科58/60、実技46/50と、自分でも驚きの高得点を獲得しました。

FP3級合否通知書

今回の受験は、資格をとるというよりも、お金の知識を身に付ける、というのが目的だったため、良い姿勢で勉強に取り組めたのだと思います。

せっかくこれだけの点数が取れたので、この知識をさらに深めるため、続けてFP2級を受験することにしました。

試験対策は、今回と同じで攻めようと思います。

次の試験は1月27日。次は最後に追い詰められることのないよう、早い段階で集中していきたいと思います。

追記:2級合格しました。

FP2級の合格証 FP2級に独学一発合格ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪ 試験対策に使用した参考書と問題集はコレ