アスワンからバスツアーで、アブ・シンベル神殿へ行ってきました。
たまたまこの日が年に2回しかないという、朝日が神殿に差し込む特別な日だったという奇跡。
また、帰りに見たアスワンハイダムの巨大さに圧倒。
アブ・シンベル神殿
アスワンから280km、ナセル湖のほとりにある巨大神殿「アブ・シンベル」。
アスワンの街で現地手配したバスツアーで行ってきました。
アブ・シンベルへ訪れるのに最も一般的なルートだそうですが、スケジュールは超弾丸。アスワンのホテルを深夜出発し、アブ・シンベル神殿に2〜3時間滞在、お昼過ぎにアスワンに帰るというもの。
また、1年に2回だけ、朝日の光が通路から神殿の奥まで入り込んで神像を照らすのですが、今回たまたまその日だったという奇跡。
なので、いつもより早い時間の出発で、到着したのは朝日が上る前というのにこの賑わい。
朝日が出てきました。
ちょうど今、朝日の光が神殿内部に差し込んでいるようです。が、大勢の人が並んでいてなかなか中に入れず。
神殿に近づくにつれ、その大きさに圧倒されます。
正面の4体の巨像(ラメセス2世像)は高さ20mもあります。
神殿入口。中は撮影禁止になっていました。
ここまでが大神殿で、隣にもう一つ、小ぶりなアブ・シンベル小神殿があります。
手前が小神殿、奥に見えるのが大神殿。
今回はバスツアーなので時間が限られていたのですが、それでも十分ゆっくりと見て回ることができました。
アスワンハイダム
ナイル川に作られた巨大なダム「アスワンハイダム」。
アスワンへの帰り道にバスが寄ってくれました。
どこからどこまでがどうなってるのか、よくわからないほど巨大。
ただただ、その大きさに圧倒。凄いものを造ったもんですね。
ちなみに、アスワンハイダム建設時にアブ・シンベル神殿は水没の危機にあったのですが、ユネスコが国際キャンペーンにより救済。ブロックに切断して今の位置に移動させるという大工事が行われたとのこと。