我が家の太陽光発電の卒FIT対策

太陽光発電

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太陽光発電を導入して10年が経ち、ついにFIT(固定価格買取制度)終了を迎えました。

我が家で卒FIT後にとった対策を記録しています。

卒FIT対策の検討

これまで関西電力に売電契約をしており、買取価格48円/kWhだったのが、FIT終了後は8円/kWhとなります。

あまりにも安いので、卒FIT後どうするか選択肢を検討しました。

  1. 現状維持(関西電力で売電)
  2. 蓄電池の導入
  3. 関西電力の貯めトクサービスを活用
  4. 売電先の切り替え

1.現状維持(関西電力で売電)

契約そのままで放置すれば、買取価格8円/kWhで関西電力との契約が更新されます。

が、買取価格を少しでも高くしたいので、この選択肢はなし。

2.蓄電池の導入

蓄電池を導入すれば、太陽光発電をフル活用できるのですが、設置コストが高く回収するのが難しい。

また、10年やそこらで蓄電池を交換しなければいけないので、回収は到底無理。

災害時の非常電源として使えるなどのメリットもありますが、お金だけのことを考えると導入は見送り。

3.関西電力の貯めトクサービスを活用

蓄電池の導入は初期コストが高いので、仮想的に余剰電力を貯めて活用する関西電力のサービス。

良さそうなのですが、利用料金が掛かるため、家庭の電気使用状況によってはメリットが出ないこともあるとのこと。

申し込めば試算できるので、我が家からも試算を依頼したところ、逆に損する結果となったため却下。

4.売電先の切り替え

現状は電気の買取/売却共に関西電力ですが、太陽光発電の売電先のみを他の事業者に変更することができます。

うち(京都)から売電できる事業者は18件あり、買取価格が高いところをピックアップすると次のような感じ。

  • 関西電力:8円
  • エネオス:10円
  • スマートテック:10円
  • 藤田商店:11円
  • 和歌山電力:10円(夏場11円)

それぞれ単価適用期間は2年ほどで、以降は毎年更新されるとのこと。

買取単価だけを見ると、藤田商店のすまいるFIT:11円、和歌山電力:10円(夏場11円)が良さそうですが、あまり知らない会社や小さな会社はなんだか少し不安。

という訳で、うちはエネオスのENEOS太陽光買取サービスに切り替えることにしました。

FITが終わって買取単価は大きく下りますが、少しでも買取単価を上げてコツコツと回収していきたいです。

売電先変更の履歴

卒FITで関西電力からENEOSへ売電先を切り替えて1年半。

リミックスでんきで、太陽光発電の買取:13円(関西電力圏内)とあったので、速攻で申し込みました。

切り替え手続きも特に難しくなく(リミックスでんきに申し込みだけ)、申し込みから2ヶ月後には切り替え完了しました。

売電先の切り替えは簡単でリスクも見当たらないので、良いところがあれば積極的に変更していく予定です。

  • 2010年10月〜2020年10月:関西電力(FIT 48円/kWh
  • 2020年11月〜2022年5月:ENEOS10円/kWh
  • 2022年6月〜2024年4月:リミックスでんき(13円/kWh)※買取サービス終了
  • 2024年4月〜:ENEOS10円/kWh

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