バイクヘルメットに顎マウントでGoProと外部マイクを取り付け

シンプソンM30ヘルメットにGoPro顎マウント

バイクの走行動画を主観的な映像で撮影したいなと思い、GoProをヘルメットの顎マウントで取り付けました。

ヘルメットは「シンプソン M30」で、貼り付け型のベースマウントは難しそうだったので、ベルト固定型の「TELESIN ヘルメットマウント」を利用。

どんな感じか、取り付け方法を紹介します。

TELESIN ヘルメットマウント

一般的な顎マウントは、ヘルメットの顎付近にベースマウントを貼り付けて、そこから延長アダプターを繋げて、顎正面にGoProを固定します。

が、「シンプソン M30」は、ヘルメットの形状から顎付近にベースマウントの貼り付けは難しいかなと。

シンプソン M30 ヘルメット

そこで見つけたのが、「TELESIN ヘルメットマウント」。

取り付け方法

TELESIN ヘルメットマウントは、次のような構造になっています。

TELESIN ヘルメットマウント

ヘルメットのシールドを上げて、顎の上下にぐるっと紐を通してホルダーで固定します。

TELESIN ヘルメットマウントの装着イメージ

パッドの裏側はゴムになっているので、ヘルメットも傷つきません。

TELESIN ヘルメットマウントの裏側素材

GoProをマウント部分に取り付け。カメラを下向きに取り付けることで、顎の傾斜角度を調整します。

TELESIN ヘルメットマウントでGoProを顎マウント

尚、紐がシールドの下を通るので少し隙間ができてしまいます。

TELESIN ヘルメットマウントでGoProを顎マウント

とはいえ、ヘルメットに細工不要で取り付けられることを考えると、個人的には全然問題ありません。

長すぎる紐

一つ残念な点として、(取り付けやすいようにか)紐が長めに作られているので、余った紐が風でバタつきます。

紐が長すぎてバタつく

対応としては、ヘルメットインナーの隙間に潜らせて固定しています。

ヘルメットインナーに潜らせて固定

一応これで気にはなりません。

カメラ角度調整の一工夫

本来であれば、先述のようにカメラを下向きに取り付けるのですが、レンズ位置が下がって視線が低くなるので、できればカメラを上向きに付けたいところ。

しかし、ヘルメット顎部分の形状から、カメラが斜め下向きになってしまいます。

顎マウントで角度が下を向いているGoPro

そこで、延長マウントを使って一工夫。

延長マウントを一つ間に入れることで、角度調整できるスペースを作ります。

GoPro延長マウントで角度調整

見事、カメラの角度を調整して正面に向けることができました。また、下向きで取り付けるより見た目もスッキリ。

延長マウントで顎マウントのGoPro角度調整

さて、これで動画撮影と行きたいところですが、GoProの内蔵マイクで撮影すると風切り音ばかりの映像になってしまうため、さらに外部マイクを追加しました。

GoProに外部マイク取り付け

GoProの唯一いけてない点を挙げるとすれば、外部マイク接続のためにマイクアダプターが別途必要になること。

GoProとマイクアダプター

純正は大きいし値段も高いしで、サードパーティ製でもっと良いものがないか探してみましたが、純正のこれが必須だとのこと。

とりあえず、こんな感じで接続して輪ゴムで固定しています。

GoProにマイクアダプターを固定

外部マイクは「SONY ECM-CS3」を利用しています。風防のためにマイクスポンジを装着。

マイクアダプターをGoProの背面に固定しているため、角度調整のために延長マウントを長いものに変更。

GoProヘルメット顎マウントに外部マイク固定

最終的にこんな感じになりました。

シンプソンM30ヘルメットにGoPro顎マウント

ちなみに外部マイクは、ジャケットの中にケーブルを通して、ズボンのお尻ポケットにクリップ止め。それで、こんな映像になりました。

個人的にはもう少し雑音を減らしたいので、マイク位置を工夫してみます。また追記します。

チェストマウントも試したけど

今回紹介した顎マウントを見つける前に、チェストマウントも試していたのですが、、

GoProチェストマウント

やはり視線が低いですね。

チェストマウントでのバイク動画はこんな感じになりました。参考にどうぞ。

ヘルメット顎マウントとチェストマウントの位置を見比べてみると、これだけの違いがあります。

GoProヘルメット顎マウントとチェストマウントの位置比較

チェストマウントは装着も簡単で便利なのですが、やはり自分が見たままの景色を撮りたい。それなら顎マウントがベストです。

今回紹介した「TELESIN ヘルメットマウント」であれば、ヘルメットに貼り付ける必要もなく、低コストで顎マウントが実現できるので、ぜひお試しアレ。